姫路の左官職人のブログです ^^)/
昨年のことなのですが三木のE-ディフェンスにて「伝統木造建築一般二階建て構造」の耐震実験を施工しました。
これは関東土の荒木田で荒壁練を行っています。
荒木田土を足で踏み、混練していきます。それに10数センチに切ったワラスサを入れて
さらに混ぜていきます。これが結構きつい
ちょっと作業が飛びますが、小舞を掻いた下地に先ほどの荒壁を塗りつけていく作業です。
これは貫き伏せといって、貫きの部分はどうしても塗り厚が薄くなるので藁などを使って
割れ補強をします。この作業が結構大事です。
荒壁塗りが終わり、乾燥ができたら次は土の中塗りの作業に入ります。
この作業も中塗りの一部でチリ廻りといいます。
土の中塗りの施工です。今回の実験ではこの中塗りで壁の仕上げとなるので、
左官工事はこれで終了となります。
完成した実物大の実験体です。後は振動実験が行われるのを待ちます。
耐震実験までの待ち時間の1コマ
こちらが今回僕らが塗った実験体です。
下に見える黒い土台ごと「阪神大震災JRタカトリ駅の最大震度」と同じ揺れ方で実験しました。


結果こうなりました
。
一つのいい経験ができとても勉強になりました。
- 2009/02/15(日) 18:13:25|
- 国交省モデル住宅耐震実験
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こんにちは。
昨年の現場でうpできなかったことを書きます

加古川の鶴林寺の塗り替えを行いました
すごく広い土地があって、そこの太子堂での作業風景デス。
兵庫県最古の建物にして国の指定文化財に指定されてる立派な建物でした
- 2009/02/02(月) 18:00:22|
- その他
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